みなさんの家庭では朝のメニューは決まっていますか?例えば朝はパンが主食。 あとはヨーグルト、果物はバナナ。のルーティンが定着しているというご家庭もあるかと思います。時間がないからささっと手軽に食べられるし、パンなら子供も食べてくれるから大好き。ですが、ちょっと待ってください。
わたしたち日本人が昔から食べてきたものといえば、何でしょう?それは、ごはんと味噌汁!
なぜアトピーっ子にはごはんと味噌汁が最強なのか?これはちゃんと理にかなっているんです。
ごはんと味噌汁はカラダを作るモトなんです!
アトピーっ子の皮膚を強くするのに必要なたんぱく質の元はアミノ酸。アミノ酸は20種類あり、そのうち体内で作り出すことができないため、外から補う必要がある9種類の必須アミノ酸。この必須アミノ酸が効率よくとれるコンビがお米と大豆なんです。
たったこの二つを組み合させて食べれば、わざわざプロテインを飲ませたり、サプリを摂らなくともしっかり栄養が摂れるので、この二つの組み合わせを基本の主食にすることを意識してみましょう。
一日30品目を意識して食べることは必須?
ごはんと味噌汁だけで栄養を補えているなら、野菜や果物、一日30品目は必要ないのでは?と思いますよね!?これらを言われるようになったのは1980年代、厚生省が発表した食生活に関わる指針がもとになっています。かつては完全栄養食と言われる玄米をよく噛んで食べていた日本人。しかし、戦後西洋の食文化が入ってきて白米やパンなどの小麦粉が主食に変わり、必要な栄養素を補えなくなったため、果物、野菜、海藻、魚などバランスよく摂る必要がでてきたのです。
重ね煮味噌汁は具だくさんで栄養たっぷり!
野菜にはたくさんのカリウムが含まれています。味噌に含まれる塩分もアトピーっ子の大切な身体を守るミネラルです。(ほぼ100%塩化ナトリウムの精製塩でなく、自然塩で作られた味噌がいいですね) カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きを持っています。自然塩で作られた味噌なら塩分過多も気にすることなく毎食美味しく頂けますね。
アトピーっ子が元気になるごはんの摂り方
例えば季節やその日の体調に合わせて7分づきや5分づきの分付き米(玄米から果皮を取り除いたお米)にしたり、白米+雑穀を混ぜて炊くだけで、ミネラルとビタミン豊富で食物繊維まで補えます。雑穀にも陽性、陰性があるので、それはまたの機会にお伝えするとして…^^
食べ応えもあり、食感も楽しめる!我が家の長女は、先日黒米を混ぜたさつまいもご飯を食卓に出したところ、めずらしく「ごはんおいしい!」とモリモリ食べていました(笑)
いかがでしたか?
最強コンビは決して流行のものではなく、私たち先祖代々から受け継いできた日本食なんですね。今を感謝して頂くことを忘れずに。