重ね煮コラム

\春にアトピー悪化を防ぐために今すぐ出来ること3選/


アトピーっ子は特に春に悪化しやすいのは、冬に溜め込んでいた

油や老廃物を体の外へ出そうとするから。アトピーっ子ママが今からおうちで出来ること、

始めてみませんか?

➀砂糖と油を控える

アトピーっ子は特に油と砂糖が大敵!砂糖は腸内に住むガンジタ菌の大好物であり、

エサとなり、ガンジタ菌が増えると悪さをする=炎症、痒みの原因なります。

油はどんな油でも抽出した液体の油は、前回の記事でもあるように、日本人である私たち、

特にアトピーっ子は砂糖と油は体の中で代謝しにくいため、体内で皮脂腺を通り、

皮脂の表面に排出されてしまうため、同じく=痒みの原因になるのです。

➁乳製品・小麦は控える

乳製品といえばヨーグルト。

腸内環境を整える食べ物の代表格の一つ。

発酵食品でアトピーっ子のカラダには良さそうなイメージですが、実はコレ、

日本人の腸には合わない食べ物なんです。

私たちの消化器官は、昔から食べて来た馴染みのある食べ物を、消化・吸収するように

できています。歴史から見ると、昔から乳製品を摂ってきた乾燥地域の人たちにとっては、

確かに腸内細菌を整える食べ物なのですが、日本人の腸は乳製品を消化できる能力が弱いので

食べて腸へ入ったとしても、ヨーグルトに含まれる菌は住みつきにくいのです。

小麦はカラダを冷やし「湿」を溜めます。

私たちの腸内の細菌は、食物繊維をエサにすることで元気に活動します。

パンに入っているのは油と砂糖。

体内では食物繊維は腸へ届かず、油が届く=換気扇につく油のように腸内がベトベトの状態に

なり、アレルギー、アトピーがさらに悪化する原因になってしまうのです。

➂主食をごはんと重ね煮味噌汁中心に免疫力アップ!

日本人はお米という「粒を食べる民族」であるということ。=主食はパンではなく、

ごはんです。ごはんと具沢山の重ね煮味噌汁でそれだけでも朝は栄養が充分摂れます。

アク抜き、皮むき不要だから皮と実の間に栄養がギュッと凝縮され、重ねて火にかけることに

よって旨味、甘みが引き立ちまあるい調和した味になる重ね煮味噌汁。

昔から食べられてきた歴史から見ても、日本人ならではの完全栄養食。

胃腸を元気にすることで免疫力が上がり、風邪を引いても長引かない、ウイルスがきても

打ち勝つ元気なアトピーっ子の強いカラダを作ることができます!

アトピーっ子の強いカラダを作る重ね煮味噌汁のレシピ

根菜の重ね煮味噌汁、ぜひ参考に作ってみてください ↓

≪材料と作り方≫

ー-----○ー-----

味噌60g

油揚げ半分…千切り

ごぼう20g…ささがき

人参30g…いちょう切り(斜め薄切りでも○)

里芋100g…乱切り

大根100g…いちょう切り

白菜80g…短冊切り

こんにゃく60g…短冊ぎり

ー--------------

水3カップ ねぎ適量

 

1,図のように野菜を重ね、分量内の水をひたひたになるまで加え

中火にかける。

2,よい香りがしたら弱火にし、やわらかくなるまで煮る。

3,残りの水を加えて味をととのえる。

☆根菜類はアトピーっ子のカラダを内側から温めて細胞を活発にし、

代謝を助けてくれます。

毎日のごはんと味噌汁のシンプルな食事で疲れた胃腸を休め、

「養生」し、春に排出するアトピー悪化を少しでも防げるよう、

今から一緒に心がけていきましょう!

この記事を書いた人

遠藤香織  重ね煮アカデミー

重ね煮アカデミー® 遠藤香織

長女が重度のアトピーでボロボロのメンタルとカラダ。良いものを取り入れようと食のガチガチ思考に。情報迷子になりながらも‶食べたものでカラダはつくられる″を確信し、重ね煮のとりこになる。アトピーっ子のお母さんを笑顔にしたい一心で師範を志す。

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