重ね煮コラム

アトピーっ子の胡麻に注意

 

ごまアレルギーのお子さん、いませんか?
そうでなくても特に小さいお子さんには
摂り方に注意です。

今日は「ごま」の選び方、食べ方
についてお話ししたいと思います。

胡麻は【酸化しやすい】=炎症悪化の原因にも


タンパク質、脂質が豊富な胡麻
は、
量と食べ方を誤ってしまうとかえって
アトピーっ子の痒み、炎症、
アレルギーっこの炎症に
つながる
可能性があります。

ごま油にも使われる胡麻は、
油分の多いものは空気に触れると
酸化しやすく、
酸化した油が
カラダへ及ぼす影響
が懸念されます。

アトピー、アレルギーだけでなく、
活性酸素の発生、疲れやすい、発がん性、
自己免疫疾患など多岐にわたります。

胡麻の種類で酸化の度合いが変わる


炒りごま < すりごま <  練りごま 
のように、
空気に触れる部分が多いほど、
酸化しやすい
のです。

身体に良いから積極的に、
質のいいごま油を使う。
セサミン豊富だからサプリで摂る。
白より黒のほうが健康に良さそう。
そう思っていませんか?

例えばごま油、
気温が高くなったり、
古くなったごまは、においが気になることも。

使い勝手がいいすりごまや、練りごまは、
スグに使えて便利ですが、
すでに商品になっているものは、
酸化していることになります。

では、どんな胡麻を選べばいいのでしょうか?

【洗いごま】がベスト!

洗い胡麻とは、
さやから出した胡麻を洗って
乾燥させただけのもの。

食べるときに必要な量を炒る。
炒りたてのごまをすり鉢ですったり、
手でひねっても。

最初から売っているいりごまや、
すりごまと比べると、その差は歴然。

鼻にふわぁっと抜ける
香りが格段に違います。

たった1分で炒りたてのごまが作れる!

胡麻を炒るのに「胡麻炒り鍋」のような
特別な鍋は一切不要!

薄手のアルミ鍋があると
熱伝導率がいいので便利ですよ!

最近は、「胡麻和えの素」など
和えるだけの便利な商品も増えてきています。

そもそも国産の胡麻を探すのは至難の業。
洗い胡麻自体、商品がなかなかスーパーでは
探しても見つからないくらいです。

私も重ね煮を知る前は、
まったく気にしていなかったですし、
洗い胡麻なんて知りませんでした。

有機のものなら大丈夫。
そう信じていました。

でも今は自分で炒ってから
和え物に入れたりすると
香りがやみつきなので
もう胡麻選びに迷うことはありません。

洗い胡麻は、つかさ屋に売っていました!
歓喜! ↑ 地元のスーパーです(笑)
今はネットがあるので便利ですね。
ぜひ探してみてくださいね^^

参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

遠藤香織  重ね煮アカデミー

重ね煮アカデミー® 遠藤香織

長女が重度のアトピーでボロボロのメンタルとカラダ。良いものを取り入れようと食のガチガチ思考に。情報迷子になりながらも‶食べたものでカラダはつくられる″を確信し、重ね煮のとりこになる。アトピーっ子のお母さんを笑顔にしたい一心で師範を志す。

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